米国国勢調査のパラメータ・データ有用性に関する考察/差分プライバシーメカニズムフレームワークCHORUS
LayerX Labs Newsletter for Tech (2021/09/29-10/05) Issue #125
今週の注目トピック
Takahiro Hatajima(@th_sat)より
米国国勢調査(US Census)におけるパラメータとデータ有用性に関する考察について紹介します。
あわせて、最先端の差分プライバシーメカニズムを大規模に開発・展開するためのフレームワークCHORUSについて紹介します。
Section1: PickUp
(詳細は記事タイトルをクリックするとScrapboxへ)
●Empirical Study of Two Aspects of the Topdown Algorithm Output for Redistricting: Reliability & Variability
歴代parameter設定値に対する有用性
地理的グループの信頼できる特徴を得るためにdistinctの最低人口はどのくらい?
●CHORUS: a Programming Framework for Building Scalable Differential Privacy Mechanisms
最先端の差分プライバシーメカニズムを大規模に開発・展開するためのフレームワーク
データ処理タスクをカスタムコードではなく、DBMSを活用することでスケーラブルな実装をサポート
Chorusはオープンソースソフトウェアで、本番環境への導入を前提に設計されており、実際Uber社の内部分析業務にChorusを使用
LayerX Labsでは、次世代プライバシー保護・セキュリティ技術Anonifyの正式提供に向けトライアルパートナーの募集を開始、合わせて公式ウェブサイトを公開しました。
「Anonify」の公式ウェブサイトはこちら
「Anonify for Insurance」ホワイトペーパーはこちら
LayerXではエンタープライズ向けブロックチェーン基盤を基本設計、プライバシーの観点から比較したレポートを執筆し、公開しています。
基本編のダウンロードはこちら
プライバシー編ダウンロードはこちら
Section2: ListUp
1. Bitcoin
1.1. Layer2:Lightning Network
●Lightning Labのニュースレターでは「The Summer of Lightning Adoption」と題して、キャパシティ倍増や、Twitter・Paxful・Chivo Walletローンチを紹介しながら、その一方で、潜在ユーザーのうちどれだけがDAUに変換されるかという粘着性の問題が残っていると指摘している。
これを回し続けるだけの開発者と開発ツールのクリティカルマスは存在するのかと問うた上で、開発者コミュニティへの投資を強化し、ハッカソンなどネットワークに参加する新規ユーザーの摩擦を軽減することが重要としている。
●Paxful CEOとLightning Lab CEOの対談記事では、Bitcoinが投機的な資産とみなされていることを変える必要があるとし、クロスボーダー決済やチャットアプリに組み込まれた決済、ゲーム、アーティスト・クリエイターの支援など、インターネット上の取引を支えるプロトコルになるという見方を示している。その上で、Lightningは、Bitcoinをユビキタスなものにして、インターネット上の取引方法の基盤とできると。
https://paxful.com/blog/lightning-network-announcement/
●Lightning Networkがトレーダーにもたらすものについての考察記事。
取引時の証拠金を少なくしたり、資本をより効率的に管理したり、取引をより早く実行したりすることができるとしている。
トレーダーは資産を売買する価格を設定するスポット市場と違い、先物のようなデリバティブ市場では原資産を実際に所有する必要がなく価格変動から利益を得ることができる。先物契約の有効期限が近づくにつれ、原資産と先物契約の価格差はゼロに向かって収束していく。
これに対して、BitMEXが提供するような永久先物契約は、有効期限のない先物契約。永久先物市場では、トレーダーはBitcoinのエクスポージャーを無期限に保有することができ、その価格は時間の経過とともにインデックス価格に向かって収束するようになっており、暗号通貨で最も流動性の高い市場。
Lightning Networkでは、1秒未満のトランザクションが実質的に手数料なしで可能なため、トレーダーは複数の取引所に資金を保管する代わりに、自分のウォレットに資金を保持できる。遅延なく瞬時に証拠金残高を更新でき、ポジションを維持して清算を避けられるため、資金効率を上げられる可能性。
例えば、ショートポジションの担保が証拠金残高の10%に達した場合、即座にポジションから証拠金を取り除いて、自分のウォレットに安全に引き出したり、余った証拠金を他の取引所に送ったり等、証拠金残高をより有効に活用することが可能、とのこと。
取引所と直接Lightningチャネルを維持することで、ポジションの証拠金残高を低く保て、証拠金残高を素早く更新できるため効果的にレバレッジを高められる他、Bitcoin決済ポジションにLightningを使うことで、ポジションのカバーに十分な証拠金がない場合に清算を回避できる可能性があるとしている。
https://kollider.medium.com/are-you-using-your-capital-effectively-b056885a7a38
●「The State of Lightning」レポート。
エコシステムを技術・ペイメント・コマース(金融・ゲーム・リワード・その他)のサブセクターに分けてマッピング。アドプションにむけたウェーブとして、コンテンツ(ビデオ・ポッドキャスト・音楽)・ゲームを起点に挙げている。
https://www.research.arcane.no/the-state-of-lightning
●Lightning Networkエコシステムマップ
●Lightning Network、77000チャネルの収容量が3000BTCを突破。1500BTCを超えた6月以降、2倍以上に増加
●Lightning Network、チャネル・キャパシティのグラフ
https://txstats.com/dashboard/db/lightning-network?orgId=1&from=now-1y&to=now
●Dust limitを悪用したLightningプロトコルの脆弱性の開示
https://techmedia-think.hatenablog.com/entry/2021/10/06/122754
●Lightning Networkステータスレポートの要約
https://www.chainnews.com/articles/716814441150.htm
2. Ethereum等
2.1. Ethereum
●Beacon Chainへの初のメインネットのアップグレードとなる「Altair」、エポック74240(10/27, 日本時間19:56頃)に予定。
https://blog.ethereum.org/2021/09/28/finalized-no-29/
●一般的なEVM検証のためのzk証明を生成することができるソリューションとして「zkEVM」を紹介している。
あらゆる既存のEthereumアプリケーションを容易に移行可能な、EVM互換のzk-Rollupを構築できる点が特徴。
zk-Rollupは安価で安全なL2スケーリングソリューションである一方、用途は決済やスワップに限られ、汎用的なDAppsを作ることは難しい。
zk-RollupでDAppsを開発するには、ロジックをすべてR1CSを使って記述する必要があり、ゼロ知識証明に関する高度な専門知識が必要。
またコンポーザビリティをサポートしていないため、zk-RollupアプリケーションがL2内で相互に作用できないといった課題もあるとしている。
https://hackmd.io/@yezhang/S1_KMMbGt
●オンチェーン・L2のメトリクス(トータルアドレス、日次トランザクション)、DeFiのチェーン別TVL分布、DEX・レンディング・デリバティブ・NFTのメトリクスの推移チャート
●Ethereumのガバナンスの失敗について、元ETHのコアデベロッパーのインタビュー
●StarkWareによるZK-Rollupソリューション「StarkNet Alpha」、11月にメインネットローンチへ
https://medium.com/starkware/starknet-alpha-is-coming-to-mainnet-b825829eaf32
●L2ソリューションOptimism、OVM 2.0を10月末にメインネットローンチへ
https://community.optimism.io/docs/developers/l2/changeset.html
●Ethereum2.0クライアントPrysm、Ethereum Beacon ChainのAltairハードフォークアップグレードをサポートするv2.0.0をリリース
https://github.com/prysmaticlabs/prysm/releases/tag/v2.0.0
●Ethereum Bridges概況
https://medium.com/etherscan-blog/ethereum-bridges-four-months-on-10ee36f889ae
2.2. Ethereum以外
●先週9/20-9/22の日間にわたって開催されたMainnetカンファレンスの動画プレゼンテーションの模様を参照できる「Mainnet2021 Portal」
https://messari.io/mainnet2021/videos
●Paradigmから、9月のクリプトポッドキャスト総集編が記事に
●The Graph、分散型データストレージArweaveのサポートを開始。The Graphが提供するオープンAPIからのインデックス付きデータ(Subgraph)が、Arweaveの保存データを読み込んで整理可能に。
●Secret Networkのグレーペーパーの日本語版が公開。
3. デジタルアセット関連サービス
3.1. 金融機関のデジタルアセットサービス
●US Bank、Bitcoinカストディサービスをローンチ
3.2. 規制
●IMF、クリプトブームが金融安定化への新たな課題を投げかけている、とするブログを発表。
暗号資産の普及を「クリプト化(cryptoization)」と表現した上で、クリプト化の進展に伴い、規制当局はステップアップが必要であると主張している。
ハッキングの発生、情報開示や監視の不備、マネロンにおける取引当事者の特定困難性などを例に挙げ、強固な運用・ガバナンス・リスク対策が不足していると述べ、国際的な協力なしに運営が難しいとしている。またStablecoinについても、準備金の質に対する懸念を挙げている。
新興市場・発展途上国で暗号資産のアドプションが進み、法定通貨のかわりに暗号資産を使っていくこと(クリプト化(cryptoization )による影響として、金融政策・金融安定性・財政政策・シニョリッジの4点を挙げている。
①中銀が金融政策を効果的に実施する能力を低下させる可能性
②金融安定性のリスク・消費者保護や金融の健全性リスクが高まる可能性
③脱税が助長されることで財政政策への脅威が高まる可能性
④通貨発行権による利益であるシニョリッジが減少する可能性
また、マイニングが新興市場や発展途上国に移行することによって、国内のエネルギー使用に重要な影響を与える可能性も挙げている。
これらを踏まえた政策面の対応として、国際調整・既存スタンダードの適用・Stablecoinと既存商品のルール整合・新興市場へのCBDC導入、が必要であると結んでいる。
①国境を越えた調整を強化
②既存のグローバルスタンダードの導入を優先(マネーロンダリングと銀行のエクスポージャー以外に、証券規制や決済・クリアリング・セツルメントなどの分野における国際基準も適用可能)
③Stablecoinがもたらすリスク・経済的機能に対応して、銀行預金やMMFなど同様の商品を提供する事業体とルールを合わせる
④新興市場や途上国はマクロ経済政策の強化を優先し、CBDC発行と決済システムの改善のメリットを検討することによって、クリプト化(cryptoization )の圧力軽減をはかる
https://blogs.imf.org/2021/10/01/crypto-boom-poses-new-challenges-to-financial-stability/
●FRB議長、マネーマーケットファンドのようなものであり銀行預金のようなものであるStablecoinへの規制とは別ものであるとして、暗号通貨を禁止する意図は無い旨を言明。
https://decrypt.co/82332/fed-wont-ban-bitcoin-like-china-says-jerome-powell
●米SEC、Circleに対して同社の保有資産・顧客プログラム・業務に関する文書および情報を要求する召喚状を提示
https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1876042/000110465921122565/tm2124445-1_s4a.htm
●暗号資産の個人への贈与では、平成31年4月1日以降は、あげた側も所得税課税が起きる
棚卸資産の贈与等の場合の総収入金額算入(所法 40)について、その対象となる棚卸資産に準ずる資産に、仮想通貨が加えられました(所令 87)
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shotoku/r1kaisei.pdf
●a16z、上院銀行委員会がデジタルアセットと分散型技術に関する法律の明確化について意見を求めたことを受けて、声明を発信。DAOのオフチェーンの法的地位に関する枠組み、税務申告などに言及する4つの提言
https://a16z.com/2021/10/05/our-proposals-to-the-senate-banking-committee/
●BISとIOSCO、クロスボーダー決済に関するG20報告書のフォローアップとして、Stablecoinに関するレポートを発表。
システム上重要なStablecoinに、金融市場インフラ原則(PFMI)のルールがどのように準拠されるかについて予備的なガイダンスを提供するもの。Stablecoin発行者のデフォルトを防ぐため、信用リスクと流動性リスクに重点がおかれるとしている
https://www.bis.org/cpmi/publ/d198.htm
●Chainalysis、NFTトランザクションのモニタリングへ向けてDapper Labsと提携。疑わしい活動の検知・調査を行うツール導入を計画
●金融庁|「デジタル・分散型金融への対応のあり方等に関する研究会」(第3回)議事次第
https://www.fsa.go.jp/singi/digital/siryou/20211006.html
●1.6億ドル以上の違法資金を受け取っていたロシアのOTCがOFACの制裁対象に
https://blog.chainalysis.com/reports/ofac-sanction-suex-september-2021-japan
3.3. NFT
●Krakenの発行したNFTレポート。
https://kraken.docsend.com/view/964aiz4n3y5dti3s
●Axie Infinity、新興ゲーム市場とDeFi市場の橋渡しをすべく、サイドチェーンRonin上にDEXをローンチへ。トークンを取引するためにプラットフォームの外に移動するといった摩擦を軽減
https://www.theblockcrypto.com/linked/119283/axie-infinity-is-launching-a-decentralized-exchange
●TikTok、NFT提供にむけてzkRollupによるL2提供するImmutable Xと提携
https://cryptoslate.com/tiktok-uses-ethereum-layer-2-solution-to-drop-its-first-nfts-collection/
●TikTokの発表したNFTコレクション「TikTok Top Moments」。
StarkWare社のL2スケーリングソリューションImmutable Xを採用。
ローンチにあたり、6本のTikTokビデオを特集している。
https://tiktok.immutable.com/
●Axie Infinity運営するSky Mavis社、Axie InfinityおよびRoninの成長にむけてシリーズB調達を発表
●Dapper Labs、DAOのメインストリーム化を目的とした新ビジネスユニット「Dapper Collectives」を立ち上げ
https://medium.com/dapperlabs/the-future-of-x-is-decentralized-bb3245faf1b1
3.4. 各種アダプショントピック
●エルサルバドルの「忘れられた人々」に歯科治療を提供するためのクラウドファンディング「BitcoinSmiles」では、876の貢献者からおよそ1.79BTCが調達できたとし、その9割がLightningを介して行われたとのこと
●2021 Q3の「DappRadar Industry Report」が公開。Q3の模様を「diversification」と表し、Play-to-earnのBCGやNFTコレクションにより、ユニークアクティブウォレットは154万と前四半期比25%増加した他、Solana・Terra・Avalancheの登場などを象徴的な出来事としている。
https://dappradar.com/blog/blockchain-industry-expands-509-in-a-year
●2021 Q3の「DappRadar Industry Report」の概要。Diversification(多様化)とはユースケースが増えることであることだと総括し、クリプトがポートフォリオ中の資産のバスケットではなく日常生活に浸透し始めていることを挙げて、業界の分岐が進んでいることを指摘している
https://dappradar.com/blog/dapp-industry-report-q3-2021-overview
●Coinbase、今年3月〜5/20の間、不正アクセスして資金移動させるキャンペーンの被害に遭い、6000人超の顧客が資金を引き出されたとのこと。
アカウントに関連付けられたメアド・パスワード・電話番号をなんらかの方法で事前に知った上でアクセスされたとされる。
https://oag.ca.gov/system/files/09-24-2021%20Customer%20Notification.pdf
●web3プロジェクトに重要となるレピュテーションシステムの設計には、レピュテーションの供給・分配・信頼性に関する検討が必要。
経済理論とゲームデザインの知識をもとに、「評判をシグナリングするトークン」と「流動性を提供するトークン」のペアに基づくレピュテーションシステムを提案している
https://future.a16z.com/reputation-based-systems/
●スイス国鉄SBBでは、ビットコインペーパーウォレットを券売機でいつでも簡単に購入できる。希望金額(100〜500.0スイスフラン)を入力後、携帯電話番号と受信したセキュリティコード(mTAN)を入力すると、ペーパーウォレットのBitcoinがプリントアウトされる
https://www.sbb.ch/de/bahnhof-services/am-bahnhof/services-am-billettautomat/bitcoin.html
●Play to earnのBCGとL2ソリューション。
Immutable XやOptimismなどのL2ソリューションによってマイクロトランザクションが可能となり、Play to earnのゲームに繁栄をもたらしたとしている。
従来はアセットが消費者にライセンスされているだけでユーザー自身が所有していなかったのに対して、アイテムをノンカストディアルの資産所有権として扱うことが可能に。
ゲームのエコシステム内に留めることも外に取り出すこともでき、アイテムを販売したり、ゲーム関連トークンを合成したりも可能に
●世界の暗号通貨経済における国際的なハブとしての中央・北・西ヨーロッパ。
1年間で1兆ドル以上の暗号通貨を受け取っており、世界の25%に相当。
特にDeFiプロトコルでの増加が目立つとし、機関投資家の流入が、成長の源泉になっているとのこと。
4. DeFi
4.1. DeFiプロダクト
●DeFiに対して「従来の金融システムに代わる安全かつプライベートな、より非中央集権的な金融システム」という期待があるものの、そうしたプライバシーやセキュリティの向上を期待してDeFiサイトに来てみると、実際にはその両方とも手にできていない、とするペーパー。トラッカーのウェブサイトでEthereumアドレスを記録されたり、EthereumアドレスをPIIと簡単に結びつけたり、フィッシングしたりできることがわかったとのこと。
https://arxiv.org/pdf/2109.06836.pdf
●OptimismのL2上に構築されたオプション商品のAMM「Lyra」
オプション商品がオンチェーンで普及しづらい理由
ガスやスケーラビリティの制約により、オプションの価格設定が難しい(=競争力のない価格設定)
流動性プロバイダーが無防備になってしまう(=低い流動性)
Lyraは、スケーラビリティ・コンポーザビリティと、オプションのマーケットメイキング(実績のある価格設定とリスク管理)を組合せ、「オプションを売買」「ボラティリティーなしに流動性を提供」を提供。
流動性プロバイダーが被るリスクを定量化しヘッジすることで、プロトコルへの参入を促す。
●NFTレンディングプロトコル「JPEG'd」。
新たなDeFiプリミティブ「NFDP(Non-Fungible Debt Position)」は、ETHやERC-20の担保で担保付き債務ポジションを開いてStablecoinのローンを引き出す代わりに、CryptoPunksからNFTを使って同等のことが可能となる。
自分のCryptopunksをスマートコントラクトにデポジットすることでsynthetic stablecoin「PUSd」をmintし、Cryptopunksに流動性を与えて、利回りを稼ぐことができるようになるとのこと
https://medium.com/@jpegd/introducing-jpegd-defi-meets-nfts-77e28636c9ea
●FireblocksFireblocks、Aave Arcのデプロイ「ホワイトリスター」としての任命・採用・認可を求める提案。
Aave ArcはAaveの機関投資家むけバージョンとして、ホワイトリストまたは許可されたユーザーのみが関与できるようにしている。
Aave Arcユーザ向けゲートキーピング機能である「ホワイトリスト」は、KYC/KYBチェックをおこない、適切な情報開示・規約・条件のもとにオンボーディングの上で、ユーザーのアドレスに借入・供給・清算などの特定権限を付与するもの。
Aave Arcで「ホワイトリスト」として認められるのは、FATFガイドラインに準拠したKYC/KYB原則を採用し、強固なAML/CFTコンプライアンスプログラムを持ち、有効なライセンスを受けている規制対象の事業者のみ。
Fireblocksが開発したホワイトリストフレームワークは、エンタープライズグレードの要件を満たすとともに、Aave Arcのホワイトリスターガバナンス基準にも準拠しているとする。
https://governance.aave.com/t/add-fireblocks-as-a-whitelister-on-aave-arc/5753
●yearn.financeのファクトブック
http://www.yfistats.com/
●ソフトペッグトークン専用AMM DEX「Curve」の基本的な使い方・リスクを徹底解説!
https://crypto-times.jp/curve-how-to-use/
●Paradigmより、NFTフラクショナル・プリミティブ「RICKS(Recurrently Issued Collectively Kept Shards)」の提案。
NFTをRICKSに分割すると、プロトコルは新しいシャードを一定割合でmintした上で売却しその収益をRICKSホルダーにステーキング報酬として分配するもの
https://www.paradigm.xyz/2021/10/ricks/
4.2. DAO
●Bankless、DAOのニュースレター「State of the DAOs」を発行
5. 今週のLayerX
●LayerX入社エントリ - 入社して1ヶ月のエンジニアが肌で感じたこと -|sh_komine|note
https://note.com/sh_komine/n/n63fdbe186fcd
●「LayerXは2021年8月のSNSでの、SaaSへのピボット(事業の方向転換)宣言で、スタートアップ業界で話題となった」
LayerXで代表取締役CEOを務める福島氏に、SaaSへの事業転換の背景にあるデジタル化の現実や、サービスの勝算を聞きました
https://newspicks.com/news/6218422/body/
●秘密計算.jp、今週水曜日の開催です!
“LayerXにて、プライバシー保護・秘匿化技術「Anonify」の開発に携わるリードエンジニアの恩田壮恭氏を招き、技術サイドからの開発秘話や苦労話などを赤裸々に語ってもらうという、超フリースタイルな会を開催します。”
https://techplay.jp/event/831124
●LayerXとミラティブのエンジニア出身経営チームが語る、エンジニアが働きやすい開発組織とは - connpass
https://layerx.connpass.com/event/225819/
●すべての経済活動をデジタル化する。会計業界に懸ける思いとは/前編 【株式会社LayerX 石黒卓弥氏・後神勇次氏】
請求書AIクラウド LayerX インボイスの導入についてのメリットや、実際に導入をしたお客様からのリアルな声などを紹介しています。
https://kaikeizine.jp/article/26649/
●東京工業大学 情報理工学院 首藤研究室との共同研究の成果である学術論文が、「IEEE Access」に掲載されました!
「Ethereum 2.0」におけるコンセンサスアルゴリズムに関する研究を行ったもので、LayerX Labs初の国際ジャーナルにおける論文掲載となります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000036528.html
●東京工業大学 情報理工学院 首藤研究室との共同研究の成果である学術論文が、「IEEE Access」に掲載されました!「Ethereum 2.0」におけるコンセンサスアルゴリズムに関する研究を行ったもので、LayerX Labs初の国際ジャーナルにおける論文掲載となります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000036528.html
●LayerX Labsと東京工業大学の首藤研究室が共同作成した学術論文「Saving attackのブロックチェーンコンセンサスに対する影響」が「IEEE」の査読付きオープンアクセスジャーナル「IEEE Access」に掲載された件について、あたらしい経済さんに記事にして頂きました!
https://www.neweconomy.jp/posts/156691
●すべての経済活動をデジタル化する。会計業界に懸ける思いとは/前編 【株式会社LayerX 石黒卓弥氏・後神勇次氏】
請求書AIクラウド LayerX インボイスの導入についてのメリットや、実際に導入をしたお客様からのリアルな声などを紹介しています。
https://kaikeizine.jp/article/26649/
●Zendesk Guide テーマのDX(Dev Exp)がすごい件
LayerXから三井物産デジタル・アセットマネジメントに出向している武市さんが、ALTERNAのサポートページ作成のためZendesk Guide (helpcenter) を利用した際の開発体験について紹介しています
https://tech.layerx.co.jp/entry/2021/10/08/100000
製品紹介・デモのご依頼に向けたお問い合わせは、こちらの「お問い合わせフォーム」よりお願いします
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