損保ジャパンが保険規定のAI解析/JR東日本がSuicaデータ×公的統計を活用したマーケティングレポ―ト
LayerX AI・LLM Newsletter (2024/09/25-10/01) #266
今週の注目トピック
AI利活用最前線では、損保ジャパンによる、保険規定のAI解析、などを紹介しています。
データ利活用最前線では、JR東日本による、Suicaデータ×公的統計を活用した新たなマーケティングレポ―トの販売開始、などを紹介しています。
今週のLayerXでは、三菱UFJ銀行さまとの「法人支出管理×金融領域」での業務提携などを紹介しています。
Section1: AI利活用最前線
●テクノロジー
AI企業の売上はSaaSより速く成長しているとのStripeデータ。AIはマネタイズが課題と思われがちだが、稼いでる企業はしっかり売上を作っていると
LLMのロングターン対話における日本語ロールプレイ能力を計測するベンチマーク"Japanese-RP-Bench"を構築し、公開しました
生成AIの使用に関する最新の全国調査(米国)「使用状況と大衆向け製品の販売に関する過去のデータから、米国での生成AIの採用がPCとネットの採用よりも速いことを示唆」
OpenAIのGPTシリーズ・MetaのLlama・BigScienceのBLOOMのような新しくて大きなバージョンの大規模言語モデルを使ったAIは無知を認めるよりも間違った答えを与える傾向が強い
Dify v0.9.0がリリース。内部および外部のナレッジベースをアップグレードし、より多くのオプションと高い精度を提供
●テクノロジー(論文)
LLMに「こちらの気持ちを汲んだ応答」をさせるには、(1) まずこちらの感情と状況を推測させる (2) それに基づいて応答させる といったシンプルな2段階アプローチが推奨されています
LLMの"論理的思考"を「ステップバイステップ」以上に向上させるLogic-of-Thought(LoT)という新しいプロンプト手法が考案されました
対話で得られるフィードバックから学んで、LLMが勝手に「この人はこういう文章が好きなんだな」といった理解をできるようにするアプローチ
●提供ベンダー(OpenAI)
超自然に会話できるChatGPT新音声会話機能『Advanced Voice』を徹底解説《使い方・活用事例15選を紹介》
NVIDIA CEO ジェンスン・フアン氏『OpenAI o1の推論モデルは強化され、今後は応答時間が数分から数秒に短縮される』
New York TimesによるとOpenAIがChatGPTの値上げを予定しているとのこと。2024年末までに月額22ドルに、5年以内に月額44ドルまで段階的に値上げ予定らしい
OpenAI($5bn)とAnthropic($1bn)は売上で5倍の開きがあるが、API収入では1.5倍差ぐらい。ひとえにAWS Bedrockチャネルが寄与してる模様
●提供ベンダー(Microsoft)
●提供ベンダー(Google)
●提供ベンダー(Salesforce)
●スタートアップ
●コンサル・SIer
アクセンチュア、生成AI事業が好調。2023年度は1 億ドル(≒140億円)だったが、2024年度は9 億ドル(≒1,260億円)に伸びた
パナソニックHD、生成AIを応用した、接触に強いロボット制御向けAI技術“Diffusion Contact Model”を開発
パナソニックグループ|独自開発観察駆動型AIエージェントが生成AIのRAGにナレッジグラフを参照して回答する新技術を開発
●ガバナンス
●利活用事例
Section2: データ利活用最前線
●人流データなど
Section3: 今週のLayerX
●LayerX
【採用の黄金ルール】スタートアップ採用の「悪手」とは/幹部採用は行動量がすべて/強い営業組織を作るには/ブロックチェーン事業撤退の教訓/LayerX 福島良典さんに聞く(第2回/全3回)
LayerX CEOの福島との、「2周目の起業家」にスタートアップ運営にまつわる様々なトピックを深掘りするインタビュー【Take2】が公開されています!
●バクラク
LayerXと三菱UFJ銀行による業務提携契約の締結について〜「法人支出管理×金融領域」での業務提携により、日本全体の生産性向上に貢献
三菱UFJ銀行さまとの業務提携契約を締結し、本日より両社での協働を開始しました!
「顧客の業務効率化における協働」「法人支出管理×銀行決済等領域における協働」「法人カード領域における協働」「法人支出管理領域のデータ活用ビジネスにおける協働」の4つのテーマで、法人のお客様の経営課題解決を通じて、日本全体の生産性向上に貢献してまいります!!!
月末月初の申請や領収書催促などに頭を抱える経理の叫びを川柳にしてみました✍️
プロダクトマネージャーLT Night 〜ビジネスアウトカムを高めるプロダクトデリバリーとは?〜
Findyさん主催の「プロダクトマネージャーLT Night 〜ビジネスアウトカムを高めるプロダクトデリバリーとは?〜」に、LayerX バクラク事業部 VP of Product 飯沼 @numashi_Biz が登壇します。
【Flutter特集】3社が語るアプリ開発の現場と今後の展望とは?
Findy Job LT【Flutter特集】に、LayerXからはバクラク事業部 申請・経費精算 APP グループ マネージャーの前田が登壇します
●AI・LLM事業
CTOからエンジニアへ。AI・LLM事業部から生み出すLayerXの新しい歴史と価値(#LXエモカレ)
LayerXで働く人たちの心のうちに迫る「LayerXエモカレ」。
今回は、AI・LLM事業部エンジニアの篠塚史弥さん(shinofumijp)のインタビューです!
転職を考えた理由、AI・LLM事業部でチャレンジする面白さ、そして「Ai Workforce」の持つ可能性についてお話ししています。
#93 エンジニア視点で感じる、AI・LLM事業部ならではの開発の難易度とその面白さ【 shinofumijp × yudetamago × osuke 】
LayerXの日常を伝えるPodcast『LayerX NOW!』、今回は、進化し続けるAI・LLM事業部のエンジニア組織について、日々どういう課題に向き合い、どんな開発をしているのかshinofumijpさん・yudetamagoさん・osukeさんの3人で話しました!
LayerXからはマネージャーの恩田が登壇します
生成AI・LLMでの新規事業、6月にリリースしたばかりですが、その周辺ですでに需要も見込んでいくつか作りたい事業が出てきています。
複数事業の立ち上げ等ご興味あるデザイナーの方やエンジニアの方、経営者の方いらっしゃいましたらぜひお話しませんか。
●採用
エンジニア採用のエージェントリレーションについての私見|akyun
LayerXエンジニア採用担当の @akyun_snow によるHowのお話。
10月8日(火)にLayerXの石黒さんに「会社全体で取り組む成果を出す採用広報」についてお聞きします。 #オウンドメディア成功の秘訣
●エンジニアリング
LayerXはYAPC::Hakodate 2024にプラチナスポンサー&学生支援スポンサーとして協賛します
LayerXからは、本編に代表取締役 CTO @y_matsuwitter が、前夜祭ではバクラク事業 VPoEの @makoga、同Engineering Manager @ar_tama が登壇します。
SRE NEXT 2024をふりかえって 〜学びをもとにした取り組み事例紹介〜 MIXIとLayerXのエンジニアがSRE NEXT 2024での学びを通じた取り組みを紹介します!
●デザイン
LayerXは、「Designship 2024」にゴールドスポンサーとして協賛しています。
当日は、プロダクトデザインに関わるデザイナーもブースにて参加者の皆さまをお待ちしています。
LayerXからは「無いなら、作ろう。デザイナーの繋がる場をデザインする。」と題し、コミュニケーションデザイナーの住岡 梓 (@azusanpome) が登壇します。
現在、LayerXのAI・LLM事業部では、様々な大企業パートナーの皆様とLLMを活用した業務変革に取り組んでいます。金融領域に限らず、文書を扱う様々な領域でご一緒できればと考えています。
お気軽にこちらまでご連絡ください。
「LayerX」の公式ウェブサイトはこちら
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