今週の注目トピック
LayerXのAI・LLM事業部に、小林さん(元弁護士ドットコム 執行役員)と篠塚さん(元FiNC CTO)が加わってくださいました。お二人の参画で見える景色が大きく広がっています。引き続き採用拡大中ですので、ぜひお声がけください!
LayerXの日常を伝えるPodcast『LayerX NOW!』、今回は新しくAI・LLM事業部に入社したお二人をゲストにお迎えしました。
小林さんは前職の電子契約サービスで執行役員として戦略立案や組織マネジメントを経験し、篠塚さんはヘルスケアスタートアップでCTOとしてアプリ開発に携わってきました。入社の経緯や入社して取り組みたいことについて、事業部執行役員の中村が掘り下げます。
Section1: AI利活用最前線
●テクノロジー
●テクノロジー(論文)
「AIは人間と同じくらいクリエイティブになれるのか?」というテーマで、DeepMind・Microsoft・スタンフォード大学などが共同で研究
1.1Bパラメータの小さなモデルを巨大データ(約3兆トークン)で訓練したモデル『TinyLlama』が、比較的優秀な性能を発揮
数学オリンピックの金メダリストと似たレベルで幾何学問題を解くAIシステムをDeepMindが開発したことがNatureで報告
●提供ベンダー(OpenAI)
●提供ベンダー(Microsoft)
●提供ベンダー(Google)
●提供ベンダー(Salesforce)
●ガバナンス
●スタートアップ
東京発・AIドリームチーム「Sakana.ai」が45億円調達 元Googleトップ研究者らが設立 AI業界の著名人や日本の大手IT企業も出資
AI学習データ構築のバオバブ、 LLM(大規模言語モデル)の精度を高めるRAG用データセット作成サービスを開始 〜サンプルデータの無料配布も
●コンサル・SIer
●利活用事例
具体的な用途(複数回答可)では、回答した11社全てが電話応対中に必要な情報を示すなど「オペレーター支援」に利用していると答えた。通話内容の書き起こしや要約といった「後処理」の業務でも11社が生成AIを活用していた。
本格導入の11月には文書の約300万文字を生成した。A4の文書の1ページを約1000字と仮定すれば約3000ページ分、500時間の労働にあたる。給与換算で約225万円に相当し、月額11万円の利用料を考えても費用対効果は大きい。職員は創造的な業務や住民の対応などに時間を割くことができる
Mastercard、中小企業向けにパーソナライズされたリアルタイム支援を提供する包括的AIツール「Mastercard Small Business AI」の開発を発表
包括的な情報源から常時アドバイスを受けられる、スケールの大きなメンターシップの構築を目指すもの。今年後半に米国で試験的に導入される予定であり、その後、国際市場を目指す。
文案作成に生成AI利用、岐阜県が19日から試験導入 個人情報、機密情報は入力せず
企画書やメールの下書きなどの文案作成や、議事録や報告書などの文書の要約、イベントテーマやキャッチコピーのアイデア出し、翻訳、プログラム作成などでの利用を想定している。
ライオンが研究開発部門の知識継承を生成AIで円滑に、文書取得時間は5分の1以下に
文書を検索した後にまとめ上げるリポーティングや、複数の文書からトレンドを解析し、変遷を可視化することもできる。
同ツールの検証の結果、これまで見つけられなかった情報を抽出できた、要約を生成することでドキュメントを開封せずとも内容が理解できるようになったなどの効果が確認できたという。加えて、情報が存在しない旨も生成AIが回答することで、調べる時間の節約ができるとする。
一方で、「PowerPoint」のスライドの図などはうまく情報を読み取れなかったケースがあるという。矢印で写真や有効成分などを時系列で並べたスライドだった。人が見れば理解できるが、生成AIは順番や有効成分をうまく読み取れなかった。
SBI生命、社内サービスデスク業務のAIオペレーター対応を開始
GPT-4のFunction calling機能を利用し、声紋登録、アカウントロック解除、FAQ回答といった異なる業務機能の適切な理解と振り分けを行っています。
サービスデスクのFAQに対する回答・応答においては、Amazon LexとGPT-4のFunction calling機能を組み合わせることで、生成AI特有のハルシネーションを制御しています。
ヘルスケア領域に特化した生成AI活用のガイドラインを策定~生成AIによるサービスを生活者が安心して利用できる基盤づくり~
近畿大学が生成AI活用プラットフォーム「Graffer AI Studio」を導入 職員向けにさまざまな分野で業務効率化を図る
●レポート
Section2: データ利活用最前線
●人流データなど
Section3: 今週のLayerX
●LayerX
●バクラク
ご利用いただいている皆さまに、あらためてお礼申し上げます。
4年目のバクラクも引き続きよろしくお願いいたします!
●エンジニアリング
●三井物産デジタル・アセットマネジメント
●AI・LLM事業
LayerXのAI・LLM事業部に、小林さん(元弁護士ドットコム 執行役員)と篠塚さん(元FiNC CTO)が加わってくださいました。
お二人の参画で見える景色が大きく広がっています。引き続き採用拡大中ですので、ぜひお声がけください!
現在、LayerXのAI・LLM事業部では、様々な大企業パートナーの皆様とLLMを活用した業務変革に取り組んでいます。金融領域に限らず、文書を扱う様々な領域でご一緒できればと考えています。
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