日本経済新聞社が経済情報に特化した生成AIの基盤技術開発/鹿児島市交通局が乗降データ×キャッシュレスデータを用いた地域振興
LayerX AI・LLM Newsletter (2024/04/17-04/23) #244
今週の注目トピック
AI利活用最前線では、日本経済新聞社による、経済情報に特化した生成AIの基盤技術の開発などを紹介しています。
データ利活用最前線では、鹿児島市交通局による、乗降データ×キャッシュレスデータを用いた地域振興や交通広告の価値向上などを紹介しています。
今週のLayerXでは、LayerXと三菱UFJ銀行による、業務提携に関する基本協定書を締結などを紹介しています。
Section1: AI利活用最前線
●テクノロジー
●テクノロジー(論文)
プロンプトに数百〜数千の例を含めてLLMにタスクを行わせる『Many-shot(多ショット)』がDeepMindにより検証
RAGにおいて「外部情報」と「モデルの事前知識」が矛盾するとき、LLMは外部情報に説得力がある(ロジカルで明確な)ときにはそれを受け入れると報告
●提供ベンダー(OpenAI)
●提供ベンダー(Microsoft)
●提供ベンダー(Facebook)
●提供ベンダー(Groq)
●提供ベンダー(Salesforce)
●提供ベンダー(Anthropic)
●提供ベンダー(Cohere)
●提供ベンダー(Snowflake)
●提供ベンダー(DeepL)
●提供ベンダー(Perplexity)
●スタートアップ
●コンサル・SIer
NEC、世界トップレベル性能の高速な大規模言語モデル (LLM) cotomi Pro / cotomi Light を開発
デロイト トーマツ、経営層向けに生成AIの技術体験と活用構想の場を提供〜日本初の生成AIによる企業変革を支援する共創型施設
●ガバナンス
●利活用事例
京都中央信用金庫は、本サービスで提供する「Microsoft Azure OpenAI Service」や「NEC Generative AI Framework」を活用し、職員約200名を対象に生成AIの業務適用に向けた実証実験を本日より開始します。
本実証では職員からの事務規定などの問い合わせ対応や業務上の文書作成・要約などに生成AIを活用します。
株式会社リコー|先進的なAI技術を持つ独スタートアップ「natif.ai」の全株式を取得~インテリジェントキャプチャー能力を強化し、プロセスオートメーション領域の成長を加速~
インテリジェントキャプチャーと呼ばれるAIを活用した先進的な画像認識やOCR(Optical Character Recognition)の技術の獲得によって、紙文書や手書き文書を含むさまざまなドキュメントからの情報抽出機能を強化し、幅広い業務プロセスにおいて自動化・高度化を実現します。
natif.aiは、2019年にドイツで設立されたソフトウェア・スタートアップ企業です。同社の技術は、請求書や受発注書、契約書など業務上のさまざまな文書において、手書き文字の読み取りや、非定形・非構造化文書からのデータの自動抽出などを可能にします。
住信SBIネット銀行、生成AIを活用したデータ分析・業務支援アプリを内製開発~さらなる業務効率化を促進~
生成AIを活用したデータ分析・業務支援アプリ「Shadow」を内製開発し、全社員への導入・利用を開始したことをお知らせいたします。
AIとチャット形式で対話を進めることにより、会話形式で実行したいタスクに関する指示ができ、容易に金融事業特有の複雑なデータ集計や要因分析・グラフ作成などの業務を行うことが可能です。
最新生成AI「Gemini」「Claude3」が「Slack」上で利用可能に【GMOインターネットグループ】
生成AIのさらなる利用促進に向けて、GMOインターネットグループ株式会社の全パートナー(従業員)が、生成AIモデル「Gemini Pro」と「Claude3」を、コミュニケーションツール「Slack」上で利用できるようになりました。
大規模言語モデルの名称は「NIKKEI Language Model」。
パラメーター数が最大130億のモデルについては一般に公開されている既存のモデルをベースとせず、日経が独自に構築した。
具体的には日本経済新聞や電子版のほか、日経MJなどの専門紙、日経BPが発行する各媒体の約4500万本の記事を学習用のデータに使った。
三菱総合研究所|生成AIを用いたFAQ「要約回答」と「回答生成」技術を開発
問い合わせに対して、高速に一次回答すると共に、多数の手法を併用した二次回答も作成することで、難しい質問にも的確に回答し、顧客対応の品質・スピード向上を実現します。
●レポート
Section2: データ利活用最前線
●プライバシー
●人流データ
Section3: 今週のLayerX
●バクラク
LayerXと三菱UFJ銀行による業務提携に関する基本協定書の締結について
三菱UFJ銀行さまと、法人支出管理×金融領域での協働を通じて、企業の業務効率化・高度化・資金効率化等の業務変革を支援してまいります!
●AI・LLM事業
LayerXの日常を伝えるPodcast『LayerX NOW!』。
今回は、LLM/生成AIのプロダクト開発について、制御が難しい点など機能や違いについてお話ししています!
5年後、生成AIでエンジニアの仕事はどう変わるのか? メルカリ、LayerX、Algomaticの3社が語るAIへの取り組み
●エンジニアリング
LayerX主催の"実践的な"Go言語の勉強会です!
現在、LayerXのAI・LLM事業部では、様々な大企業パートナーの皆様とLLMを活用した業務変革に取り組んでいます。金融領域に限らず、文書を扱う様々な領域でご一緒できればと考えています。
お気軽にこちらまでご連絡ください。
「LayerX」の公式ウェブサイトはこちら
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